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ベトナム: 商談


ベトナムのビジネスアポイント事前に電話か手紙で必ずとりましょう。またアポイントの確認をすることも必要です。
ベトナム人はおしゃべり好きで、ビジネスで訪問していても、雑談が延々と続き、なかなか本題に入れないということも珍しくありません。

しかし、話の腰を折るのは厳禁。たとえ先方が理屈の通らない支離滅裂な話をしたとしても、途中でさえぎることなく最後まで語を聞くことがビジネス上のマナーです。話をさえぎると、機嫌を損ね、交渉がまとまらない事態に陥りかねません。

ベトナム人は良く言えば理論的、悪く言えば理屈っぽい国民で、交渉の席ではやたらと時間をかけます。交渉時に時間がかかり、持久戦になると、時間の制約から日本側は圧倒的不利になってしまいます。トップ同士の大枠を決める会合を儀式的に行い、詳細は実務レベルで詰めて行くという合意を最初に取り交わす方法が有効です。

また、交渉後は書面での確認を怠らないよう留意しましょう。官僚国家ベトナムでは口頭の約束事は拘束力が無いが、一旦、書面に署名すると遵守する傾向が強い。




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